6月12日に年初来高値5,178ポイントを記録した上海総合指数、現在は3,700ポイントを切る展開となっており、3週間で約28%下落しました。
5年以上も2,000から3,000ポイント付近を漂っていたのですが、大きな理由もなく昨年末より暴騰していたため、根拠の無いバブルが崩壊した形となりました。中国政府も利下げや証券取引手数料の値引きなど対応していますが、個人投資家レベルで盛り上がった根拠なき株価上昇だったため、効果は薄いでしょう。
実は今回の株式上昇以前より、中国経済の失速は香港からも見て取れるようになっていました。
広東省の製造関連で多くの日本人が香港に住んでいましたが、中国での製造コスト上昇によりベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマーなどに引越しされる方も少なくありません。東莞などの地方都市に行くと、廃墟となっている施工途中の商業施設やビルが多くあります。
中国政府の経済政策は意外と俊敏なため、なんとかこの経済状況を維持してい状態です。この株価下落に対しても、中国政府は二の矢三の矢を放っています。果たして、中国政府はバブル崩壊の広がりを食い止めることができるのでしょうか。
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