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2018.03.27

NWBで資産運用を始めてみる <その5 運用報告>

2015年に香港で開業し何かと話題の日系金融機関のNWB(ニッポンウェルス)。
日本語で資産運用や保険などのサービスを提供してくれる数少ない金融機関の一つです。
1,000米ドル(円建てファンドは10万円)から、ファンドを購入できる新たなサービス(eNWB)で買えるファンドは16種類。
その中でも運用成績が良く、私の投資志向に合う商品5つを2017年9月に購入しました。

運用開始から約半年が経過するので、運用レビューをしてみたいと思います。

毎月のステートメント(運用報告書)は、香港住所の場合、翌月10日頃に届いています。
日本語が明記してあるため、英語がわからない方でも大丈夫。

1ページ目

1ページ目には、残高の概要。
ポートフォリオ通貨は「USD、HKD、JPY」から選択でき、選択したポートフォリオ通貨で残高を表示することが可能とのこと。

2ページ目

2ページ目には「預金/決済口座」の残高の詳細。
すべての元本をファンドに投資したため残高はゼロです。

3ページ目

3ページ目には、投資したファンドの元本金額(投資額)や時価などの詳細。

2017年9月に入金し投資した元本金額は、USD10,012.74

投資信託は2.5%の手数料が掛かったため、当時の時価投資額はUSD9,768.52でした。

そして、2018年2月28日現在の時価は、USD10,289.43です。

当時の時価投資額をベースとした場合、年率換算で12.0%、入金した元本金額をベースとした場合、年率換算で6.2%上がりました。

世界的に相場が上がっていたので、良いパフォーマンスは想定できたのですが、2月にマーケットが少し軟調となったため心配していました。
MSCI世界株価指数は同期間内で年率12.9%だったのでほぼ同程度です。

購入したファンドの中には、債券で運用する投資信託や、株式相場と相関係数が低い投資信託なども入っているため、一部保守的な運用となっています。
しかし結果としては十分な運用成績でした。今後が楽しみです。

※なお当ブログの情報は、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、ご自身の判断のもと自己責任で行ってください。

ニッポンウェルス / Nippon Wealth Limited (NWB)
電話(日本語): 0120-951-104(通話無料)
電話番号: +852-3958-8828
ホームページ:https://www.nipponwealth.com
口座開設問い合わせ:https://www.nipponwealth.com/inquiry/
Unit 1101-02 & 13B, 11/F, One Harbourfront, 18 Tak Fung Street, Hung Hom, Kowloon, Hong Kong
(香港九龍紅磡徳豐街18號海濱廣場一座11樓1101-02 &13B 室)‏

2017.10.12

NWBで資産運用を始めてみる <その4 ファンド購入>

2015年に香港で開業し何かと話題の日系金融機関のNWB(ニッポンウェルス)。
日本語で資産運用や保険などのサービスを提供してくれる数少ない金融機関の一つです。

1,000米ドル(円建てファンドは10万円)以上から、ファンドを購入できる新たなサービス(eNWB)で買えるファンドは14種類。その中でも運用成績が良く、私の投資志向に合う商品を6つ紹介して頂きました。

紹介してもらったファンドの中で、中国株のファンドのパフォーマンスが一番良かったのですが、既に他行で中国株ファンドへ投資しているので却下。

最終的に下記の5つのファンドを購入することにしました。

・BEA Union Investment Asian Bond and Currency Fund A Acc(アジア債券)
・Principal Global Investors Funds – Preferred Securities Fund A Acc USD(優先証券)
・PineBridge Global Funds – India Equity Fund A(インド株)
・PineBridge Asia ex Japan Small Cap Equity Fund A(アジア小型株)
・Legg Mason ClearBridge US Large Cap Growth Fund Class A USD Accumulating(米株)

将来のパフォーマンスがわかりやすいように合計投資金額は、1万米ドル(約110万円)に設定。各ファンドに2,000米ドルずつに投資することにしました。

口座への入金は、ファンドや投資額が決まってからとのことなので、送金前に担当者と相談することをお勧めします。

送金先はNWBの口座へ送ることになるため、証券会社への入金方法に似ています。
送金先の詳細は以下参照。

◆受取銀行情報
受取銀行名: Citibank N.A. Hong Kong (Bank Code : 006)
 ※香港内に支店があるCitibank Hong KongのBank Code:250とは異なるので注意
受取銀行SWIFTコード: CITIHKHX
※香港内に支店があるCitibank Hong KongのCITIHKAXとは異なるので注意
受取銀行支店名: Hong Kong (Branch Code : 391)
受取銀行支店住所: 39/F-40/F., 43/F-50/F., Citibank Tower Citibank Plaza, 3 Garden Road Hong Kong

◆受取人情報
受取人名: Nippon Wealth Limited
受取人住所: Unit 1101-02 & 13B, 11/F, One Harbourfront, 18 Tak Fung Street, Hung Hom, Kowloon,Hong Kong
口座番号(香港ドルで送金する場合): 5239103059
口座番号(米ドルで送金する場合): 5239103008
口座番号(日本円で送金する場合): 5239103091
メッセージ(Message): NWBでの「口座名義」と「送金通貨の口座番号」を記入
※上記以外の通貨も送金できます。口座番号はNWBへ直接ご確認ください。

私の場合は、1万米ドル分の香港ドル(HKD78,600)を送金。
香港内での送金だったため、送金当日に担当者より入金確認の連絡をもらいました。
入金後すぐに為替を起こし、USD10,012.74になったので、以下の金額をファンドへ投資。

BEA Union Investment Asian Bond and Currency Fund A Acc(アジア債券)
購入額: USD1,953.17 (基準価額:23.01、口数:84.88)
手数料: USD48.83

Principal Global Investors Funds – Preferred Securities Fund A Acc USD(優先証券)
購入額: USD1,955.12 (基準価額:14.64、口数:133.546)
手数料: USD48.88

PineBridge Global Funds – India Equity Fund A(インド株)
購入額: USD1,953.89 (基準価額:54.1424、口数:36.088)
手数料: USD48.85

PineBridge Asia ex Japan Small Cap Equity Fund A(アジア小型株)
購入額: USD1,953.17 (基準価額:29.9004、口数:65.323)
手数料: USD48.83

Legg Mason ClearBridge US Large Cap Growth Fund Class A USD Accumulating(米株)
購入額: USD1,953.17 (基準価額:230.14、口数:8.487)
手数料: USD48.83

上記の申込日は2017年9月14日、約定日は2017年9月19日です。
購入手数料は2.5%でした。

ところで10月1日は国慶節ということもあり、VIPクライアント向けの花火鑑賞会がありました。10万米ドル以上のクライアントが対象とのことなのですが、今回は特別に中へ入れてもらいました。

あの堂島ロールで有名なモンシェールさんが、この日のために特別にケーキを用意したみたいで、さらに、豪華商品が当たるラッキードローもあり、とても楽しめました。

ファンド購入でのプレゼント

NWBでは時々このようなイベントを開いているとのことで、お客になるメリットの1つかもしれません。

次回は、「運用報告」についてです。

ニッポンウェルス / Nippon Wealth Limited (NWB)
電話(日本語): 0120-951-104(通話無料)
電話番号: +852-3958-8828
ホームページ:https://www.nipponwealth.com
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(香港九龍紅磡徳豐街18號海濱廣場一座11樓1101-02 &13B 室)‏

2017.09.22

NWBで資産運用を始めてみる <その3 取り扱いファンド>

2015年に香港で開業し何かと話題の日系金融機関のNWB(ニッポンウェルス)。
日本語で資産運用や保険などのサービスを提供してくれる数少ない金融機関の一つです。

1,000米ドル(円建てファンドは10万円)以上から、ファンドを購入できる新たなサービス(eNWB)で買えるファンドは14種類。
その中でも運用成績が良く、私の投資志向に合う商品を6つ紹介して頂きました。

◆安定運用系(債券、優先証券)
BEA Union Investment Asian Bond and Currency Fund A Acc(アジア債券)
主に米ドル建てのアジアの社債で運用するファンド。投資先国別上位は、中国、インドネシア、香港、インド等で、比較的残存期間の短い債券(約3年)を中心に運用しているとのこと。

過去1年のリターン: 8.02%
過去3年のリターン(年率換算): 8.02%
過去5年のリターン(年率換算): 7.87%

Principal Global Investors Funds – Preferred Securities Fund A Acc USD(優先証券)
主に金融機関等の優先証券に投資をするファンド。優先証券とは、株式と債券の性質を併せ持つ有価証券で、リスクも株式と債券の中間くらい。優先証券は、他の商品に比べ相関関係が低いため、分散投資効果が期待できるとのこと。

過去1年のリターン: 8.35%
過去3年のリターン(年率換算): 5.60%
過去5年のリターン(年率換算): 6.46%

◆積極運用系(株式)
PineBridge Global Funds – India Equity Fund A(インド株)
主にインド株式市場に上場している有望株に投資するファンド。モーニングスターのファンドレートで最高評価の五つ星。

過去1年のリターン: 12.23%
過去3年のリターン(年率換算): 10.22%
過去5年のリターン(年率換算): 14.73%

PineBridge Asia ex Japan Small Cap Equity Fund A(アジア小型株)
日本を除くアジアの小型株で運用するファンド。投資先国は中国、台湾、韓国、オーストラリア、インド、香港、タイ、インドネシア等。このファンドは10年以上運用実績があるとのこと。

過去1年のリターン: 21.24%
過去3年のリターン(年率換算): 9.05%
過去5年のリターン(年率換算): 14.70%

Legg Mason ClearBridge US Large Cap Growth Fund Class A USD Accumulating(米株)
時価総額の大きい米国企業の株式で運用するファンド。ファンドの主要な投資先は、それぞれの分野で大きな市場シェアを持っているグローバル企業で、長期に渡って安定した業績がある企業とのこと。

過去1年のリターン: 17.86%
過去3年のリターン(年率換算): 11.22%
過去5年のリターン(年率換算): 14.79%

Neuberger Berman China Equity USD A Accumulating(中国株)
中国企業の株式で運用するファンド。モーニングスターのファンドレートで最高評価の五つ星。

過去1年のリターン: 38.56%
過去3年のリターン(年率換算): 16.95%
過去5年のリターン(年率換算): 17.26%

運用成績は2017年9月20日現在です。
最近の好相場を反映してか、パフォーマンスはどれも良い数字となっています。

口座開設時での私のリスク許容度診断では、最大の「5」と判定されているため、ややハイリスクの商品も含まれているようです。

全ファンドのパフォーマンス等については、NWBのホームページ(英語版)よりクリック。

20170922

また、NWBでは、ファンドリストの見方が分からないという方の為に、日本語で見方を説明した書類も準備していました。口座を開設する前でも資料請求すればもらえるそうです。

ファンド購入はの手数料は預入額により異なるとのこと。

◆パール(預入額が10万米ドル未満): 2.5% (ヘッジファンドのみ3.0%)
◆サファイヤ(預入額が10万米ドル以上30万米ドル未満): 1.75-2.00% (ヘッジファンドのみ3.0%)
◆ダイヤモンド(預入額が30万米ドル以上): 1.5% (ヘッジファンドのみ2.5%)

スイッチング(ファンドの乗り換え)は、その都度手数料が掛かるとのことなので、1年以上の投資を前提に商品を選んだほうが良さそうです。

次回は、「ファンド購入」についてです。

ニッポンウェルス / Nippon Wealth Limited (NWB)
電話(日本語): 0120-951-104(通話無料)
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2017.09.11

NWBで資産運用を始めてみる <その2 口座開設編>

2015年に香港で開業し何かと話題の日系金融機関のNWB(ニッポンウェルス)。
日本語で資産運用や保険などのサービスを提供してくれる数少ない金融機関の一つです。

先日のセミナーで説明を受けた新サービス(eNWB)で、まずは投資をしてみることに決定。
NWBに問い合わせてみると、口座開設をするためには「訪問が必須」とのこと。

アポを取り早速訪問。まずはNWBのサービス概要を確認しました。

・完全日本語対応(月次ステートメントも日本語あり)
・日本人営業(リレーションシップマネージャー)は6名
・ATMカードやクレジットカードは無し
・インターネットバンキング無し
・取引は電話で対応

ATMカードやネットバンキングが無いのは残念ですが、日本語で電話取引ができますし、資産運用口座と割り切ることにします。

口座開設についてもいくつか確認してみました。

口座開設可能な口座は、「個人名義、共同名義(4人まで?)、法人名義(日本法人、香港法人、主要なオフショア法人)」とのこと。日本法人やオフショア法人の銀行口座を開設することは、香港ではほとんど不可能に近いので、嬉しい対応です。

口座開設の所要時間は約1時間。「概要説明10分、リスク許容度診断書20分、開設手続き30分」となり、もちろんすべて日本語での対応です。

NWBで資産運用を始めてみる  口座開設編

今回は万が一に備え、妻との共同名義で口座開設。必要書類は以下の通りでした。

・パスポート
・住所証明(銀行や公共料金等の3ヶ月以内のステートメント)
・日本の運転免許証

日本居住の方の住所証明としては、運転免許証や住民票でもOKのようです。
香港居住の方も日本の運転免許証が必要なの?と疑問に思ったのですが、漢字の名前を確認する必要があるそうです。妻は免許証を持っていなかったので、名刺で代用しました。

1時間後に口座開設手続きも無事完了。口座開設に要する時間は2、3営業日で、口座開設後はシティバンクにあるNWBの口座に振り込めば、自分の口座に入金されるようです。

口座開設時に取り扱いファンドの説明を受けましたが、実際にどこへ投資するかはリレーションシップマネージャーに再度相談して決めたいと思います。

次回は、「取り扱いファンド」についてです。

ニッポンウェルス / Nippon Wealth Limited (NWB)
電話(日本語): 0120-951-104(通話無料)
電話番号: +852-3958-8828
ホームページ:https://www.nipponwealth.com
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2017.09.01

NWBで資産運用を始めてみる <その1 セミナー編>

2015年に香港で開業し何かと話題の日系金融機関のNWB(ニッポンウェルス)。

日本語で資産運用や保険などのサービスを提供してくれる数少ない金融機関の一つです。

しかし、口座開設をするには10万米ドル(約1100万円)以上の預入が必要とのことだったので、少し高嶺の花でしたが、最低預入額を下げた新サービス(eNWB)を行うとの広告を発見。

新しいサービスは以下の2つ。

1.ファンド積立プラン
100米ドル(円建てファンドは1万円)以上から毎月ファンドを積み立てるサービス

2.ファンド投資サービス
1,000米ドル(円建てファンドは10万円)以上から、ファンドを購入できるサービス

すなわち1,000米ドル(積立は100米ドル)あれば、口座開設とファンド購入が可能とのことです。

早速、土曜日(不定期)に開催しているセミナーに参加してきました。

NWB の場所は、以前尖沙咀のペニンシュラ内にあったのですが、2017年に紅磡(ホンハム)のOne Harbourfrontに引越し。

前の立地は便利で良かったのですが、今回は日本人に馴染みのあるホンハム。地下鉄で行く場合は、MTRの黄埔駅D2出口から徒歩5分くらいの場所にあります。事務所は前事務所同様、海が一面に広がるナイスビューです。

NWBで資産運用を始めてみる

セミナーは、私の他に4名の方が参加。NWBのリレーションシップマネージャーの方に、最初の30分はeNWBのサービスやファンドについて、後半30分は保険について解説して頂きました。リスクとリターン、ファンドのタイプ、単利と複利、将来の保障など多岐に渡る内容で1時間があっという間でした。

投資できるファンドの種類は、NWBが厳選した14種類。

HSBCは1000種類くらいファンドがあるのですが、多ければ良いっていう訳ではないです。

どれを選んで良いかわからないのでHSBCに相談しに言っても、その場限りの強引なセールストーク、しかも全部英語ですし、、、NWBの14種類というのは逆に好感が持てます。やっぱり日本語での説明はありがたいですね!

百聞は一見にしかず。まずは口座開設して投資してみることにしてみます。

次回は、「NWBサービス概要と口座開設」についてです。

ニッポンウェルス / Nippon Wealth Limited (NWB)
電話(日本語): 0120-951-104(通話無料)
電話番号: +852-3958-8828
ホームページ:https://www.nipponwealth.com
口座開設問い合わせ:https://www.nipponwealth.com/inquiry/
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