「香港の不動産価格の高騰」の理由は二つあります。
一つ目は、ドルペッグ制による低金利。
二つ目は、中国資本による不動産投資。
自由経済を標榜とする香港にとっては取り除くことが難しい2つの要因です。香港政府は、香港非居住者の不動産投資に対して課税をしていますが、焼け石に水状態です。
「香港の不動産は高い」と言われていますが、どのくらい高いかご存知ですか?
例えば駐在が多く暮らしている九龍駅上のマンションが、100平米のシービューで約10億円です。
アメリカの不動産リサーチ会社「Demographia社」が発表によると、香港の平均的な住宅価格は、平均所得の17倍とのことです。
すなわち、飲まず食わずで17年間お金を貯めないと自宅を買えないとういこと。これは、香港の若者に「香港で働くな、香港で暮らすな」と言っているのに等しいレベルですね。
昨年のデモは「選挙制度改革に若者が不満を抱いて…」との報道でしたが、実際は「中国人の投資や流入を制限したい」という本当の理由でした。それを叶えるために「行政長官を自分たちで選べる選挙制度を変えたい」とデモを行いました。
日本に詳しい中国人に香港の不動産ついて聞いたところ「香港は中国の港区だから、中国バブルが崩壊しても下落しない」とのことでしたが、果たしてどうなるでしょうか。
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