7月29日にFOMC(米連邦公開市場委員会)終了後、FRBが金融政策を発表した。
利上げのタイミングについて踏み込んだ発言は無く「ゼロ金利政策を維持」とのこと。このままだと、9月の利上げは無く、12月にずれ込むかもしれません。
そう言えば、今回の発表を遡ること1週間、FRB(米連邦準備理事会)の内部資料が、FRBホームページで誰でも閲覧可能になったことが話題となりました。
閲覧できた内部資料は、アメリカの政策金利(フェデラルファンドレート)、経済成長率、失業率などの予測について。特に政策金利は、円ドルの為替相場や香港の不動産価格などにも大きく影響するため注目です。
以下が流出した政策金利です。
FRBスタッフの予測
2015年10-12月平均: 0.35%
2016年平均: 1.26%
2017年平均: 2.12%
FOMC参加者の予測中央値
2015年末: 0.63%
2016年末: 1.625%
2017年末: 2.875%
上記数値は、期間平均と年末数値の違いがあるため一概に比べることはできないが、FRBとFOMCは今年末に0.5%程度の金利になると想定しているようだ。現在は、事実上のゼロ金利政策により約0.1%のため、年内に利上げがあることは間違いないでしょう。
一般的には、金利が上がるとその通貨は強くなる。2003年以来の高値となっているドルインデックスで、不調のユーロと円を横目に増々上がってしまうかもしれません。
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