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2015.07.13

香港返還から18年

7月1日に香港返還から18年が経ちました。
イギリス政府と中国政府による中英共同宣言により、一国二制度が50年間守られることになっているため、香港政府による自治は残り32年となりました。

最近では、中国の資本主義化の進行が早いため、32年後には香港と中国の経済は同一化してしまうのでは?と思っていました。しかし中国政府が講じた今回の株価暴落対策は、民主主義による自由経済でなく、共産主義による管理経済であったことが脆くも露呈してしまったようです。

返還直後はカナダやオーストラリアへ多くの香港人が移住し、返還10年後には香港の好景気により移住した家族が戻ってきました。そして返還18年目を迎えた今年は、香港政府へのデモ、中国本土への就職、台湾への移住など、再度香港を離れる動きが活発となっています。

香港を離れる本質的な原因は「香港政府の中国化」ではありません。
主因は「不動産価格の高騰」です。

次回のブログでは、異様な香港の不動産価格について書きたいと思います。

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