2014.11.17
米ドル高を懸念する中国
こんにちは、香港から海外投資や金融情報をお届けする、オフショア香港です。
今日は米ドル高を懸念する中国について書きたいと思います。
近年の中国は海外から世界の工場とも言われています。
また、2014年4月米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)によると、中国は世界の製造競争力ランキングで第1位でした。
しかし、中国は米ドル高で大きな問題を抱えています。
それは、米ドル高による影響で海外から受注量が減ることです。
中国の海外取引は、主に世界通貨である米ドルが使われています。
また、近年の人民元上昇とかさなり、海外からの注文量が減ってしまうからです。
これは製造国の中国にとっては大きな問題です。
今後、中国共産党は、人民元の切り下げをしなければ競争力が低下してしまうと考えており、アメリカが要求する人民元の切り上げには応じない姿勢ですが、当面は米ドル高による景気減速を真っ先に受けるのは中国なのかもしれません。
万が一、人民元が切り下げられれば、世界の資金の流動性を大きくかえることになるため、通貨、株価や全ての投資に大きな影響を及ぼすことになります。今後の中国の動きにアンテナを張り巡らせる必要がありそうです。
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