2014.11.06
ブラジルの大統領選挙
こんにちは、香港から海外投資や金融情報をお届けする、オフショア香港です。
今日は先月大統領選があったブラジルについて書きたいと思います。
ブラジルの大統領選は10月5日に第1投票が行われ、前大統領の得票が過半数に満たなかったため、社会民主党のネベス氏と10月26日決選投票となりました。
結果は労働党の前ルセフ大統領(66)が再選を決め、今後のブラジル景気後退の立て直しが課題です。
ルセフ大統領は2010年に初当選し社会主義的な政策(福祉の充実)を進められ低所得者層からの歓迎を受けましたが、国有企業の業績は低目し、インフレが高止まり状態となり、この4年間で平均株価が16%も下落しています。
また、ブラジルの景気低迷は2011年~2013年までGDP平均成長率が1.7%で、この20年間の中で最低水準まで落ち込んでいます。そして今年の第二四半期成長率は前年比0.6%減で予想を下回る結果でした。
しかし、今後のブラジル経済は成長を支える一つに人口の増加があります。
また、ブラジルはGDPの62.5%が個人消費で内需主導型の経済です。
個人的には内需主導型経済は長期的な成長が期待できると思うので、今後ルセフ大統領が生産能力を増大させると共に消費を増大することができれば景気は回復すると思います。
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