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2015.02.27

香港ドルと米ドルの関係「ドルペッグ制」

ご存知の方も多いと思いますが、香港ドル(HKD)は米ドル(USD)に連動するドルペッグ制を採用しており、1米ドル=7.75~7.85香港ドルの間で為替が動いています。もしこの為替範囲を越えることになる場合は、香港政府が適時介入を行います。

すなわち、米ドルと香港ドルの動きはほぼリンクしており、米ドル高になれば香港ドル高となり、米ドル安になれば香港ドル安となります。

香港に居住者している方にとっては当たり前のことかもしれませんが、香港以外の海外に住んでいる方からは「香港ドルってどんな感じで動くの?」という質問が意外と沢山寄せられるので今回ブログで書いてみました。

ちなみに、中国元は通貨バスケット制を採用しています。通貨バスケット制とは、名前から想像できるように複数の通貨を選んでバスケット(かご)に入れ、その平均で為替レートを決定する仕組みです。複数の通貨の平均を取っているため、主要通貨に対しては急激な変動はなく、日々緩やかに変動していきます。

ただし、中国元のバスケットの中にはどんな通貨がどんな割合で入っているのかが明らかにされていないため、各通貨に対して中国元がどう変動するのかがハッキリしていません。

このように通貨を知ることでも投資の幅も広がります。香港以外での海外投資にも興味を持たれている方は、他国の通貨制度を調べてみるのことも大切です。

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