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海外保険の知識

2016.02.04

プレミアムファイナンスとは?

『プレミアムファイナンス』という言葉を聞いたことあるでしょうか?

『特別な財務』という意味ではありません。笑

プレミアムの意味は『保険料』
ファイナンスの意味は『ローン』

すなわち『保険を担保としたローン』、日本で言うところの契約者貸付制度に似ています。

しかしプレミアムファイアンスの凄いところは、レバレッジを掛けて死亡保障額を更に膨らますことができるという点です。

死亡保障額を膨らますことにより、相続対策として非常に有効となります。
特に、不動産や自社株式など容易に売却できない資産をお持ちの方にお勧めです。

プレミアムファイナンスと相続の仕組みは以下の通りとなっています。

1. USD1,000,000(約1億2千万円)の手持ち資金を指定の銀行へ担保として預ける

2. 購入予定の保険を担保として、USD2,000,000の融資を受ける。

3. 保険料USD2,000,000の保険に加入。死亡保障は約USD6,000,000(保険料の約3倍)となります。

===== 被保険者が死亡し、相続が発生 =====

4. 保険金USD6,000,000で、USD2,000,000のローンを返済。

5. 当初の自己資金USD1,000,000と保険金残額USD4,000,000、計USD5,000,000をみなし相続財産として受け取れます。

6. 相続税を50%と仮定した場合、相続人の手元にUSD2,500,000が残ります。

※上記金額は50歳程度の方を想定していますが、年齢や健康状態により異なります。

要約すると…
保険料USD1,000,000で、保険金約USD5,000,000を受け取れるという仕組みの商品です。

相続税を回避するためには、相続人と被相続人が5年以上続けて海外に住む必要があり、非常に難しくなっています。
このプレミアムファイナンスを活用すれば、相続税を支払っても当初預入金の2.5倍が手元に残ります。

しかし、、、このプレミアムファイナンスを扱っている金融機関は極々僅かとなります。
ご興味のある方は下記からお問合せください。

お問合せ

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2016.01.06

香港の保険は本当にお得?

「香港の保険は本当に良いの?」という質問を良く受けます。
日本と比較した場合、ほとんどの場合がYesです。

例えば、プルデンシャル(英)の死亡保障型生命保険(40歳男性)で具体例を出してみましょう。

プルデンシャルは実績ベースとして、複利で約5~7%(変動型)を想定しています。
複利で5~7%は少ないですか?それは大きな間違いです。

40歳でUSD1,000,000の保険料を一括払いした場合、解約返戻金は以下のようになります。

51歳でUSD1,400,000 ~ 1,700,000
61歳でUSD2,800,000 ~ 4,000,000
71歳でUSD5,400,000 ~ 9,300,000
81歳でUSD10,000,000 ~ 21,000,000

つまり寿命(81歳)で死亡した場合、40歳で預けた金額の10~21倍が返ってくるわけです。
上記は解約返戻金なので、死亡前に解約しても同額を受け取ることができます。

日本の生命保険とは比べ物にならないですね。

しかし、残念なお知らせもあります。

プルデンシャルの保険には日本居住者は加入することはできません。
海外に暮らしている方限定です。もし日本に暮らしている場合は、
ビザを取得して一時的に引越せば買うことができます。

相続対策などで高額な保険を必要としている方は、短期的な海外移住を
検討してみても面白いと思います。

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2015.12.21

保険にまつわる3大勘違い

皆さんにとっての「無駄な買い物」とは何でしょうか?

できるだけ無駄な買い物はしたくありませんよね。
むしろ、できるだけ価値のあるモノ・サービスを求めて、満足感を持ってお金を支払いたいと思っているのではないでしょうか?

実は、その支払金額と満足感に大きなギャップがある「買い物」があります。
それは・・・「保険」ですね。

保険の種類も色々とあるのですが、今回は香港生活では切り離せない「医療保険」についての「3大勘違い」をまとめてみました。

勘違い1:病気になってから保険に入ればよいと思っている。
    ➝残念ながら、カジノで大当たりを待つくらい難しいです。

勘違い2:保険の効果がずっと永遠に続くと思っている。
    ➝保険には賞味期限があります。突然「保障が切れた」、
     ということが無いように定期メンテナンスが必要です。

勘違い3:保険で掛かったお金を全部請求できると思っている。
    ➝保険会社の目も節穴ではありません。
     健康診断は病気ではないので請求はできませんし、
     タクシー代など治療そのものと無関係のものは請求できません。
     ※日本の健康保険でも、両足複雑骨折など特別な事情がない限り給付されません。

今回は、保険相談を受けた際に、非常に厳しいご回答をしないといけないTOP3の勘違いをお伝えしました。

国によって、あなたの生活状況によって、衣服を変えるように保険も最適化しておく必要があります。一番大事なことは「ほったらかしにしない!」ということですね。

本当に大事な時に、効果を発揮できないような保険こそ、最大の「無駄な買い物」ではないでしょうか?

毎年、健康診断を受ける2ヶ月前を目安に「保険診断」も受けておきましょう。当社では、保険についてのお客様の疑問を解決するため、日本人担当者がいる優良保険代理店をご紹介致します。

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2015.03.02

日本居住者のオフショア保険への加入は違法?

皆さんは、「日本居住者のオフショア保険(海外の保険)への加入は違法」という話を聞いたことはないでしょうか?

これは保険業法第186条の第1項と第2項が関係しています。

第186条第1項は、「日本に支店等を設けない外国保険業者は、日本に住所若しくは居所を有する人に係る—–中略—–保険契約を締結してはならない。」とあります。要約すると「日本で保険会社として許認可を受けていない外国保険会社は、日本居住者へ販売できない」ということです。

第1項の罰則対象は、外国保険会社となるため投資家の方にはあまり関係ないです。強いて言えば、「日本の国内で勧誘、販売、締結したオフショア保険は違法」ということを知っておいたほうがいいでしょう。

投資家の方が罰則対象となる条項は、第2項となります。

第186条第2項は、「日本に支店等を設けない外国保険業者に対して、日本に住所若しくは居所を有する人—–中略—–に係る保険契約の申込みをしようとする者は、当該申込みを行う時までに、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣の許可を受けなければならない」となっており、この条項に違反した場合は、50万円以下の罰金となります。

この条項について、解釈方法は多々あります。
・ 内閣総理大臣の許可なんて形骸化している
・ 海外でレンタカーをするときに損害保険に入る必要がある

違法でない根拠として上記のようなものがありますが、実は政府サイトで許可手続きの電子申請ができるようになっています。
https://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAMSTDETAIL&id=225F241042001

じゃ、結局のところ違法なのか? 
個人的見解としては、投資家が海外に出掛けて保険契約の締結をする限りは「白に近いグレー」と思っています。根拠としては…
・ 国外犯への処罰規定がないため海外での保険加入は適用外(保険業法第337条)
・ 過去の事例や判例がない(形骸化、改正の可能性あり)

そして重要な根拠として、保険業法や金融関連法案の多くは『投資家(日本居住者)保護の観点』により作られています。多くの金融機関が免許制となっているのも同じ理由です。

すなわち「自分の意思で海外に行って、保険商品を選んで、保険加入」することは、保険業法が意図する範疇ではないということです。そのため投資家の方は、保険業法で守られていないが故に、オフショア保険商品を十分に理解し自己責任で加入することが重要となります。

当社では、お客様に商品を十分にご理解頂くように、日本人担当者がいる優良保険代理店をご紹介致します。

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2015.02.23

海外の生命保険はお得?(純保険料と付加保険料)

今日は、日本と海外の死亡保障型の生命保険の違いについてお話します。

皆さんは死亡保障型の生命保険に加入していますか?日本では、人生で1番大きな買い物はマイホーム、2番目はこの死亡保障型の生命保険と言われています。

日本での死亡保障型の生命保険は、家庭や住宅ローンを持った時に加入することが一般的となっており、相続税対策としても活用されます。

香港でも同様の使われ方をされているのですが、大きな違いとしては、香港には相続税が無いことと、生命保険が「資産運用」としても活用されているということです。

日本の生命保険は「資産運用」としての機能はほとんど果たしていません。年齢にも拠りますが、同じ保険料であれば、日本と比べて香港の生命保険は2-3倍の保険金になることはざらです。どうしてそんなに大きな差が付くのでしょう?

日本円の金利が低いから?いえいえそれだけではありません。

日本人が長生きだから?いえいえ、香港人男性は世界1位、女性も世界2位の長寿国です。

一番の大きな理由は「付加保険料」の差です。皆さんが毎月支払っている保険料は、「純保険料」と「付加保険料」の2つの保険料の合計となります。「純保険料とは純粋な保険金としての原価」、「付加保険料は保険会社の人件費、家賃、手数料等々の運営経費」です。

たかが経費、されど経費。この付加保険料、侮ってはいけません。

情報開示しているライフネット生命で付加保険料は24-38%、他の日系保険会社は40-60%が付加保険料と言われています。保険料の半分を保険会社に取られていたら、良い利回りが出るはずが無いですよね。

香港の保険会社では、運営経費が低いことに加え、法人税率も低いため、付加保険料が相対的に低くなっています。そのため、同じ保険料でも日本の2-3倍の保険金を得ることができるのです。

生命保険は人生で2番目に大きな買い物です。皆様もぜひこの機会に海外保険を検討してみてはいかがでしょうか。

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